結婚式2次会の「失敗しない」招待状の書き方

結婚式の招待状

結婚式の2次会にゲストを招くのに必要となる「2次会招待状」。
せっかくの機会、できるだけ多くのゲストに来てもらいたいところですよね。

そこで、結婚式2次会の招待状を書くコツをご紹介します。

結婚式2次会の招待状には何を書けばいいの?

「2次会の幹事をした経験がない」
「招待状に何を書けばいいか分からない」

これから招待状を送ろうと思っている方の中には、このような悩みを持つ方もいらっしゃるかと思います。
招待状は、受け取った側が見ただけで2次会の内容をある程度理解できるようにしなければなりません。

そのために最低限必要となる項目を以下でご紹介します。

 

2次会の目的

ただ2次会と書かれていても、受け取った側は何を目的とした会か分からず困ってしまいます。
その会が結婚式の2次会であることが分かるように、ハッキリと記載しましょう。

 

差出人

差し出し人である新郎新婦の名前をきちんと記載し、誰と誰が結婚するのかも明確にしましょう。
また、幹事から送る場合は、自分の名前を記載してください。

 

日時と場所

いつ、どこで開催されるのかが分からなければ、参加したくてもできませんよね。「何月何日の何時から」「どこで」2次会が行われるのかを書きましょう。また、開始時間とともに入場の開始時間も合わせて記載しておくとより正確な時間を伝えられます。

 

アクセス

会場の住所や電話番号はもちろん、交通アクセスや地図のURLなどを載せておくとより分かりやすくなります。結婚式の2次会は遠方から来るゲストもいるため、駐車場に関しても記載しておくようにしましょう。

 

会費、ドレスコード

会費は正確な金額を記載するようにしてください。また、ドレスコードがある場合も事前に知らせておきます。会場の雰囲気に合わせるのが一般的です。

 

返信の期日

2次会への出欠を、いつまでに返信すればよいかを書きます。2次会が行われる一か月くらい前を目安に設定すると集計しやすいでしょう。

 

形式や内容のマナーに気をつけよう!

結婚式の招待状を書く

2次会の招待状を相手に失礼のないように送るためには、最低限のマナーを守ることが大切です。ここからは招待状を書く上で気を付けるマナーについてご説明していきます。

招待状の形式

最近、2次会招待状の送付はハガキではなくメールが主流になりつつあります。しかし、年配の方の中には携帯を使うのが苦手な方もいらっしゃるため、ハガキで送付した方が良い場合もあります。

メールで送る場合

迷惑メールと混同されないためにも、メールの件名は「結婚式2次会のご案内」など分かりやすいものにしましょう。また、メールで招待状を一斉に送る場合は、宛先欄に「BCC」を入れることを忘れないでください。

ハガキで送る場合

往復はがきで送付すると、受け取った側も返信しやすくなります。また、披露宴に招待するゲストであれば、披露宴の招待状と同封しても問題ありません。

2次会招待状の文例

2次会招待状は、差出人とゲストの関係性によって内容を変える必要があります。

以下では具体的な例をご紹介します。
相手の立場の違いによってどのように変わるのか比較してみましょう。

友人宛に送る場合

皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?

突然のご報告ですが、この度、私たちは結婚することになりました。

ささやかながら2次会を開催致しますので、是非ご参加していただきたいと思います。

皆さまと楽しい時間を過ごせることを楽しみにしております。

目上の方宛に送る場合

花の色が美しい季節になりました。
皆さまにはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。突然のご報告にはなりますが、この度、私たちは結婚することになりました。つきましては、ささやかながら2次会を開催致しますので、是非ご参加してくださいますようお願い申し上げます。

ポイントは、文頭に時候の挨拶を入れることです。
上記の例文にある「花の色が美しい季節になりました」は、4月に招待状を送る場合の挨拶文です。

2次会招待状は友人などに送る場合は、多少くだけた文章でも構いませんが、目上の方に送る場合は失礼のないようにしましょう。
当然のことながら、目上の方に送る場合は友人に送るよりもへりくだった言葉を使いましょう。

以上、結婚式2次会の招待状の内容と注意点をご紹介しました。
招待するからには、ゲストが気持ちよく来てくれるように、正確でわかりやすい内容になるよう心がけましょう。